いつもありがとうございます。
伊藤恵です。
今日は1日雨降りで、せっかく学童も幼稚園も休みで時間があるはずなのに、
どんより天気に引っ張られてやる気が出ず💧
もっと楽しいことややりたいことを考えて、やる気を出したいところです。
さて、手書き相談からのまとめ、今回は偏と旁の字の書き方です。
偏の書き方には共通したポイントがあります。
・横線は右上がり
・縦線(軸)は右寄り
・右端を縦にそろえる
木偏、禾偏、米編を例にしてみます。
【横線は右上がり】
同じ長さの線でも、まっすぐ書くと横幅が太く、右上がりだと細くなります。
偏は旁の脇役なので、横線を右上がりにすることで旁を目立たせています。
【縦線 (軸)は右寄り】
横線に対して、2: 1もしくは3: 1の割合で縦線を書くことで、旁に寄り添っているように見えます。
【右端を縦にそろえる】
木偏、禾偏、米偏、どれも単体で書くと最後に右払いがあるのですが、偏の形になると、
短い点に変わります。このようにして右端をそろえるように意識しましょう。
横線がまっすぐだったり、縦線が真ん中だったり、偏の右端が縦に揃っていないと、
偏ではなくて単体の字に見えてしまい、偏と旁がバラバラになって、
2文字に見えてしまうこともあります。
この3つのポイントで、旁に寄り添って調和がとれた字になるのです。
ちなみに、縦線がない偏はどうするか。
矢には縦線がありませんね。
その場合、横線とはらいの交点が軸になります。
二本目の横線が偏の幅になるので、それを基準にして右寄りに交わるようにはらいを書きます。
獣偏(”独”の偏)のような、下にあるハネも軸になります。
交点とハネがまっすぐ縦線で結べるとバランス良いです。
最後に全体のバランスのポイントとして、横幅の取り方です。
例としてあげた、様、稀、精、どの字も偏の画数が旁より少ないです。
その場合、偏は細く書きます。(大体2: 1)
知、は逆に、偏の方が画数が多いです。
その時は半々(1: 1)にしましょう。
偏と旁の画数が同じ場合も同様です。
ぜひ実際に書いてみて、今までの字と違うか比べてみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた。
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