"回"は"国"や"囲"みたいに真四角じゃないのか

こんばんは。伊藤恵です。


先日初めて開催した講座にて、


"日"は四角の中に線がある字の基本で、縦線は平行に、下を出します。国や囲などに応用できます。


"口"は、下はすぼめて台形のような形になり、最後は横線を右に出します。


と説明したところ、じゃあこの字はどうですか?というのがいくつかあげられました。

そのひとつが"回"です。


"回"は四角で囲うので、縦線が下に出るのですが、形は縦線が内側に入るし、中に書く口はそのまま口の書き方なのか、それとも縦線を出すのかといろいろ疑問が出てきました。


「調べてブログにあげます(>_<)」


ということで調べました。漢和辞典で。

"回"の部首は"くにがまえ"で、"国"などと同じでした。

ですが、外形は前述のとおり、縦線が内側に入って下に出て、横長です。

中はそのまま"口"という字が入ります。

個人的な見解では、中の"口"に外形も合わせているのかなと思います。


他にもそういう字ないのかなと思ったら、

"四"が同様で、部首が"くにがまえ"の、縦線が内側に入って下に出て、横長になります。

もともと"三"のように横線が4本の字だったのが、まぎらわしいということで"四"になったようです。


"回"の字源もありました。こんな感じ↓

パッと見は四角い蚊取り線香?と思いましたが、解説を読んで納得しました。


普段つきつめて考えないところを質問してもらうと、調べて理解が深まるので勉強になりました(^_^)


それではまた明日(^^)/~~~



忙しい女性にも習える書道を目指して

書道で感性をみがいて、日常を豊かに。

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