カリグラフィーin山形 2月

いつもありがとうございます。
伊藤恵です。

先日、山形市へカリグラフィーを習いに行ってきました。

カリグラフィーとは西洋書道、またはアルファベット書道とも言われ、

アルファベットの美しい手書き文字のことをいいます。


去年の8月から、書道つながりでもあり、

憧れだったカリグラフィーを習い始め、今月で5回目。


今はファウンデーショナル体に取り組んでいて、

今回はペン書きの文字間の取り方、スペーシングを習いました。


先生が仰るには、
「練習すれば書けるようになるの。大事なのはどこが違うか自分で気づけること。」
確かにそうだなってすごく思いました。
そうでないと先生がいないときに書いていて、

良い悪いが自分でわからなくて悶々としてしまう(^_^;)


以前は私が習字を教えるとき、生徒さんが書いたものを見て、

「ここもっとこうだね」と直すことが多かったんです。

でもそれだけだと、生徒さん自身が気づく力が伸びないなと気づき、

それからは意識して「自分で見てどう思う?」と聞いてみるようにしました。

生徒さんなりに色々気づいて答えてくれます^_^
「うーん」となってしまう子には、
「こういうところを見るといいね」と、見方も合わせて教えるようにしています。

カリグラフィーと習字を習うにあたって、私にとって何が一番違うかというと、

「マス」があるかないか。

お手本にマスがあり、書く紙も罫線入りの検定用紙や無罫半紙に

ライン下敷きで線を透かして書きます。

私は忠実にマネしたいので、縦横の線を参考にこの線の半分のところ、

ここは4分の1くらいと、けっこう緻密に見ます。

(線がないお手本にも、下敷に合わせて線を引いたり)

対してカリグラフィーは、横と角度のガイド線はありますが、

幅の基準になる縦の線がないので、字の大きさで悩みます。

なんとなく大きい気がするけど、

どうして大きくなってるのかがピンとこなくて、小さくできない。


先生が書いているのを見てから自分で書いてみて、

そうか、これくらいかと、やっとつかめた感じ。


私は習字のとき、
インプット(字の形を覚えるとき)は左脳(数字、言語系)。
アウトプット(書くとき)は字の形を思い浮かべながら書くので右脳(図形、感情系)。
無意識でしたが何をするかで脳の使い分けをしていました。

カリグラフィーだと、字の形や字間を覚えるのに右脳の働きが大事みたい。
なので、なかなかすんなり入ってこなくて、悶々としそうでしたが、

書くうちに打開できてきました。


書く→(感覚的に)見る→判断(どこが違う?)→

(直して)書く→(感覚的に)見る→判断(今度はどう?)…


右脳を使うことを意識して、感覚的に見ることを心がけると、

意外とできるようになります!

何度も書いて成功と失敗が積み重なると、成功の感覚を体が覚えてきます。

ここまでこれると、もっとたくさん書きたい!と、さらに楽しくなってきます🎶


何かを身につけようとすると、この行程は省略できませんね。
続けることが何より大事です。

さて、この日はカリグラフィーだけじゃなかったのです^_^
また別の記事で書きますね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた。




忙しい女性にも習える書道を目指して

書道で感性をみがいて、日常を豊かに。

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