いつもありがとうございます。伊藤恵です。
今日は"くらしの書"5月号手紙課題を書きました。
さて、ここで私が普段どのように課題を書いて、お手本をどのように見ているかを紹介しようと思います。
まず課題を書く上で、私が心がけていることは
✨お手本に忠実に✨です!
私は"日本習字"のお手本に取り組んでおり、昔から真似することが大事と教えてもらい、その上凝り性なので、かなりお手本を忠実に真似して書こうとしています。
そのためにしていることは、
"お手本と用紙に線を引くこと"です。
少し薄くてわかりづらいかもしれませんが💦
お手本に1行ずつ、中心線とその両隣に線を引き、1行を4等分しています。
同じように検定用紙も1行を4等分して線を引き、その上に字を書く用紙をのせて、線が見えるようにしています。
お手本に線を引いてみると、4等分のうち主に中心の2行に字が書かれていることがわかります。
1行の中でも、両端の余白をとることが大事だということですね。
この4等分にした線を目安にして書いていきます。
今日は1枚で仕上げたいと思いましたが、仕上がりに納得できなくてもう1枚書くことにしました。
その前に自己添削をします。
1枚目の上部ですが、お手本と見比べて、次に書く時はどこに気をつけたら良いか、赤ペンで書きながら確認・練習していきます。
この課題で難しかったのは"し"、"ん"、"り"です。行書で、連綿(れんめん)という、字を続けるところなどを直しました。
赤ペンで書きこむと、直す箇所と内容がより強く印象に残るので、私には有効でした。
これを受けて2枚目を書いて仕上げにしました。
次にお手本の見方についてです。
お手本のどこを見るか、また書いている最中はどこに気をつけているかというと、
"余白"です。
基本的に、四角形や三角形を意識していますが、くわしく紹介していきます。
☆下の図はお手本の上部です☆
まず行頭の書き始めについて。
それぞれ行頭の1文字目の1画目をどこから書くか。
1画目の書き始めから、用紙の端(または枠)までを余白とし、四角形を意識します。
お手本の中で四角形を見たら、用紙の方にも同じ四角形が見えるように意識すると、書き始めの位置がおのずと見えてきます。
(例)図の1~3行目の行頭のピンクの部分です
次に、字の途中の画の書き始めについて。
2画目や3画目にうつる時は、三角形を意識します。
行頭の余白と同様で、お手本の中に三角形を見て、用紙に書く字にも三角形を見ると、書き始めの位置がわかりやすくなります。
(例)図の4行目の"本"、7行目の"くだ"のピンクの部分です
書き終わりの場所を探す時も同様です。
また、字の中の余白について。
図の1行目の"の"の余白をピンクにしていますが、余白の形を見て真似することでお手本に近づけることができます。
私のお手本の見方はもうひとつあります。
それは"顔(表情)を見る"ことです。
家の壁とか、木の節目の模様が人の顔に見えることはありませんか?
(確か脳科学では、人の脳は点が3つあると人の顔のように見えてしまうと聞いたことがあるような・・・?)
お手本を見て字を書く中で、他の点や線との距離感をはかっているうちに顔に見えて、より真似しやすくなったので取り入れています。
同じくお手本の上部の図ですが、ピンクの〇の中に、青で色をつけたのが目、赤は口です。
鼻が見えそうな時もありますが、あまり色々見えても書きづらいので、3点で目と口が見えれば十分です。
この見方を活用するのは、口の部分の書き始めを決める時です。
書き始めがズレると、表情がだいぶ変わります。
なるべくお手本と同じ表情を探して書き始めを決めます。
いかがでしたでしょうか?
おおまかにはこのようなやり方でお手本の真似をして課題に取り組んでいます。
いろいろな書き方やコツがありますので、上達につながるような伝え方ができるように、私自身も日々勉強です。
今日は長文でした💦
最後までお読みいただきありがとうございましたm( _ _ )m
それではまた(^^)/~~~
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