いつもありがとうございます。
伊藤恵です。
今日は念願の【山本二三展】(山形美術館)に行ってきました✨
=開催概要より=
日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~
山本二三(やまもと・にぞう)は日本を代表するアニメーションの背景画家・美術監督として草創期から数々の名作に携わり、現在も活躍し続けています。「じゃりン子チエ」「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」「火垂るの墓」「時をかける少女」といった作品群は、入念な取材と丁寧なスケッチ、豊かな色彩感覚で描かれた山本の背景画があってはじめてその世界観、舞台が出来上がってきています。
本展覧会では、作家自ら選んだ手書きの背景画、スケッチなど220点を展示し、テレビや劇場映画のファンに限らない老若男女の幅広い県民層に詩情あふれるアニメーション美術の魅力を紹介します。
アニメ好き、ジブリファンの私としては、それはそれは行きたかったわけです!
この連休でついにそれが叶いました✨
朝はあいにくの雨でしたが、館内に入ってしまえば天気は無関係^^
作品のひとつひとつに見入ってきました。
自分が描くとしたらと考えて、どこから描き始めるんだろう、どうしたらこんなに細かく書き込めるんだろうと、観察しだすと1枚見ることに時間をかけすぎてしまい、私のあとは人がつまってくる感じ^^;
連休のためとにかく人が多かったです。
人混みが苦手な私としては、周りに気をとられずにゆっくり見たい!と強く思いました。
でも、迷路かと思うほど長い順路で、たくさんの作品をじっくり見ることができました✨
生の絵は顔料の重ね具合や紙の質感とか、手描きを感じることができてとても刺激になります!こればかりは印刷物やグッズ販売してる絵からは感じられないので、見に行くことができて良かったです!!
美術館を出るまで3時間が経過していました💦
外に出たら朝の天気が嘘のように晴れて、5月の新緑が気持ちよかったです(*^^*)
今日大きく感じたことは3つです。
・本物が放つ力
・実物を 自分の目で見て 感じる
・手描きは 体温が 宿る
本物を見てこんなに感動するのはどうしてかと考えると、やはりそのものが放つ力があるのではないかと。
すでに少し書きましたが、本物が持つ質感はコピー印刷やテレビ・パソコン画面を通してでは感じられないものがあります。
また作品に限らず、人もきっとそう言える、SNSやテレビを通してだけではなく、ご本人にお会いすると、その人の放つ力(魅力、技量など)は、ものすごく大きい。
そう思ったこともあって、
実際に自分の目で本物(本人)に会っていろんなことを感じ取ることが大事で、感性を磨くことや、行動することにつながってくると感じました。
手描きはやはり質感のためか、ぬくもりを感じるような気がします。
それは作り手の体温が宿るということかな、と自分なりに思います。
時間と手間をかけ、自分の持てる技を注ぎ込むのですから、作者の心や熱がきっとうつるのではないか。
作者がどんな思いで、どんな手法で作り上げたものかを思い浮かべたり、知ってみたりするのも、新しい発見があって楽しいと思います。
お土産も買ってきました!
今日の感動の気持ちを少しでも長くとどめておきたい(*^^*)
そして普段の生活に、美しい絵を見て癒される時間が増えたら素敵ですね✨
絵を見るのも描くのも好きなので、自分の人生に上手に取り入れていきたいです(*^^*)
連休もだんだん終盤になってきますね。
皆様お疲れの出ませんように・・・。
それではまた。
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