だんごの木

いつもありがとうございます。
伊藤恵です。

ここ数日の山形は雪降りが続いています。

昨日の午前中、幼稚園のお手伝いに行き、“だんごさげ”をしてきました。

“だんごさげ”とは、置賜地方の呼び方で、小正月にあわせて、

木にだんごやふなせんべい(鯛や小判やひょうたんなどの形をした飾り)などを、

木の枝にさしたり、吊るしたりする行事です。


園長先生のお話より…
“だんごさし”とは、団子さし、団子木飾り、餅花と呼ぶところもあるそうです。
木は、水分をたっぷり含んで燃えにくい、ミズキという木を使うことで、

火事にならないようにという意味があります。

それから、お米や野菜がたくさんとれるように、豊作になるようにという願いがこめられています。
…3つの意味を教えていただいたのですが、もうひとつを忘れてしまいました(^_^;)

団子は飾るためのものなので食べられません。
小さい子たちに、食べないでね!と最初に伝えられて、

小麦粉に水を入れてこね、色つきのだんごを作りました。

白、ピンク、緑、黄色の4色で、あとで調べたところ春夏秋冬をあらわしているのだとか。

小さい子たちはがんばってだんごを丸めて、お家の人と折った折り紙も木に飾り、

とても楽しそうでした^ ^


山形の観光地では飾りを見かけるかもしれませんが、

時代の変化とともに一般家庭ではだんだんしなくなっているので、

滅多にできないことが経験できて、私も楽しかったです✨

山形の地域文化 伝承・体験サイトというページに動画がありましたので、

興味のある方は見てみてください。


午後は別の保育園へ硬筆指導に行ってきましたが、それはまた次回にお伝えします。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた。


忙しい女性にも習える書道を目指して

書道で感性をみがいて、日常を豊かに。

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