いつもありがとうございます。
伊藤恵です。
今日は曇り空だからかとても涼しくて、習字教室の日だったので助かりました。
幼児から小中高生、大学生、一般の方まで、幅広い層の方に通ってもらっています。
赤いストライプの服の、幼稚園に通う女の子。
ひらがな練習帳をがんばっています。
文字をなぞることはできますが、自分で書くのはまだ難しいので、
手を取って一緒に書いていました。
”へ”を書くとき。
「お山をのぼって、ピタッと止まってから降りてくるよ」
「どうして とまるの? そうか!おべんとう たべるんだね(^∇^)」
「そうだね✨てっぺんでお弁当食べてくるんだね(*^^*)(なるほど!)」
それからピタッと止まって上手になぞっていました。
小さい子の想像力にびっくり!
そうやって教えてあげると覚えやすいのだなと、逆に教わりました✨
左利きの中学生の男の子。
長年教室に通って、毛筆は右手に矯正して書いてますが、
今では右利きの人と変わらないくらい、上手に書けます。
「行書らしい線が上手だね。カーブがきれいだよ」と言うと、
「姉ちゃんが書くのを見て真似したんです。
自分は書きながら考え込んで止まってしまうんだけど、
迷わないで筆を動かすことを真似しました。」
と教えてくれました。
良いところを見て真似できるって大事なことですね。
自分の思い込みで書くと伸び悩みがちですが、
うまい人を見て、自分と違う良いところを素直にまねできる人は、どんどん上達します。
習字だけでなく、普段の生活や職場での仕事のやり方、人との接し方など、
良いところを真似すると、段取りや効率が良くなったり、笑顔が増えたり、
良いことがたくさんあります。
書道に対する姿勢が、普段の生活に生かせることもたくさんあります。
この教室が、そういった面も育まれる場であるといいなと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた。
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