こんばんは。伊藤恵です。
いつもありがとうございます。
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今日は習字教室の日でした。
最近は大人の生徒さんも増えて、小学生から一般の方まで、教室に活気が出て嬉しいです✨
午前中は雪でしたが、お昼頃には天気も良く明るくなって良かったです。
毛筆の指導していて、伝えるのが難しいと感じたのが、力の抜き方です。
横線から斜めや縦に折れるとき、横線は曲がるまでにだんだん細くなるのですが、
それが生徒さんにはなかなか難しく、均一な線になりがちです。
線に細さが出た方が、余白が適度にとれてスッキリ見えます。
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筆文字もペン字も、手だけで書いていては、力の加減がしづらいです。
特に毛筆では、手だけで書くと力が安定しないぶん、筆を全部つけて慎重になり、
力を抜いて細く書く勇気が持てない笑
ではどうしたら良いか。
体を使って書きましょう!
手や腕は、正しい姿勢で筆を持ったらそのままの形で、主に動かすのは体です。
漢数字の"一"を書くとわかりやすいですが、
手や腕だけで書こうとすると、どうしても書き終わりは下がってしまい、
あまり良い印象ではありません。
体から動かして書くと、最後までまっすぐな線が書けて、すっきり見えます。
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これに加えて力加減ですが、動かすのは体なので、細い線を書くには、筆の高さを通常より少し上げてあげれば良いのです。
細い線を書く時に、どれくらい筆を上げるか、またその時の紙と筆が接する感触を覚えていくと、
強弱が出て、リズム感がある線が書けるようになります。
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最近こういう説明のような文を書いていると、画像か動画が欲しくなってきます。
またの機会に、それらも加えて詳しくお伝えしたいと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた(^^)/~~~
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