2021.5.11🌸ライラック、お手本のマネってどうやるの？②線の形【stand.fm配信原稿】

いつもありがとうございます。

伊藤恵です。

stand.fm、5/11分の配信原稿を記録させていただきます。

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こんにちは！「ふくわ」です。

このチャンネルは、山形の書道家・伊藤恵が可愛がっている

ヒツジのぬいぐるみ「ふくわ」と「はわわ」が、主人になりかわって、

日々の学びや気づきを書道やアニメの話を交えてお伝えし、

心に楽しい発見と安らぎをお届けする番組です。

5/11がお誕生日の方、おめでとうこざいます！

また1年、素敵なことがたくさんありますように。

5/11の誕生花は「ライラック」

花言葉は「愛の芽生え」「初恋」などです。

ネット記事から花名と花言葉についてご紹介します。

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英語名の「Lilac（ライラック）」は、

サンスクリット語で暗青色(あんせいしょく・暗い青色)を意味する「ニラ（nila）」が

その語源であるともいわれます。

フランスでは「Lilas（リラ）」と呼ばれることから、日本でも「リラ」の別名があります。

紫のライラックの花言葉「愛の芽生え」「初恋」は、

ライラックの葉がハート形をしていることにちなむともいわれます。

「青春の喜び」「無邪気」の花言葉は、

フランスで白いライラックを青春のシンボルとしていたことに由来するともいわれます。

（ライラックの花びらは通常4枚です。もし5枚になっている花を見つけたら、誰にもいわずにその花を飲み込むと、愛する人と永遠に過ごせるという言い伝えがあるそうです。）

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さて、前回から、伊藤恵さん流のお手本を真似するコツをお伝えしています。

今回は「線の形」についてです。

文字の線は、まっすぐだけではないですよね。

カーブがあったり、カキっと折れたり、いろいろあります。

読み取る方法はいくつかありますが、今回お伝えするのは、

「一番出ているところ」と「長さと角度」についてです。

まず「一番出ているところ」は、カーブする線の場合です。

たとえば、ひらがなの「け、に、は、ほ」の1画目は同じ形ですが、

まっすぐではなく、カーブがかかっています。

一番出ている、つまり、カーブが一番強いところはどこだと思いますか？

下の方なんです。

真ん中あたりにカーブをつけてしまうと、形がくずれてしまうので、

よく見極めてあげたいところです。

同じようにしてカーブのつけ方を観察すると、

丸みが大事なひらがなの線や、漢字の左払いなどを、

お手本そっくりにマネすることができます。

次に「長さと角度」について。

たとえば、お手本が三角形だとします。

どんな三角形でも、長さと角度を正確にマネすると、同じ三角形が書けるんです。

これを、字の練習に応用します。

漢数字の「四」を例にあげると、

まず1画目は短い縦線です。

縦線と言っても、内側に入る斜めの線です。

大抵のお手本の場合は、枠やガイドとして縦線が入っていますので、

縦線と比べてどれくらい傾いているかで、斜めの角度を読み取ります。

角度がわかったら長さも同じくらいに書きましょう。

また、前回お伝えした「座標指定」で書き始めと書き終わりの場所を正しく読み取れれば、

自然に同じ線が書けます。

2画目は横線から縦に折れる線です。

1画目の縦線に対して、横線がどれくらいの長さか観察しましょう。

縦線と横線が書けると、空いている1辺も加えたら三角になります。

この時、横線の長さで三角の形が変わりますので、

お手本と同じ三角になる長さを探してあげましょう。

横線の長さが決まったら、折れる角度と長さを見極めて縦に曲がります。

この時に見る三角は、2画目の横線とこれから書く縦線と、空いている1辺です。

お手本と同じ三角が書けるように、角度と長さを決めて書いてあげます。

このようにして、枠や補助線、先に書いた線を見て、

お手本と同じ三角形を意識して書くと、字の形を正しくつかむことができます。

慣れれば三角形でなくても、二辺で形をとれるようになります。

曲がり角の度に次に行く方向と長さを気をつけてあげると、

そっくりにマネすることができます。

このやり方はかなり面倒で、向き不向きもあると思いますが、

これくらい細かく見ながら書くと、いやでも脳と手が覚えます。

もちろん繰り返し練習するのも大事ですが、

間違った形で練習していては意味がないので、

手間がかかっても正しい形を読み取ることを先にやってあげたいです。

皆さんの心に楽しい発見と安らぎをお届けできていたら嬉しいです。

最後までお聞きいただきありがとうございました。

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こちらの原稿はstand.fmのアプリかインターネットでお聞きいただけます。

よろしければお聞きになってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた。