2021.2.10🌸豌豆(エンドウ)［美文字のコツ］とめ、はね、はらいの効果【stand.fm配信原稿】

いつもありがとうございます。

伊藤恵です。

stand.fm、2/10分の配信原稿を記録させていただきます。

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こんばんは！「ふくわ」です。

このチャンネルは、山形の書道家・伊藤恵が可愛がっている ヒツジのぬいぐるみ「ふくわ」と「はわわ」が、主人になりかわって、日々の学びや気づきを書道やアニメの話を交えてお伝えし、心に楽しい発見と安らぎをお届けする番組です。

2/10がお誕生日の方、おめでとうこざいます！

また1年、素敵なことがたくさんありますように。

2/10の誕生花は、「豌豆(えんどう)」（エンドウ豆のエンドウです）

花言葉は「いつまでも続く楽しみ」 「永遠の悲しみ」「約束」です。

ネット記事から花名と花言葉の由来をご紹介します。

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豌豆の「豌」は、「曲がりくねる」という意味を表す字です。

つるが曲がりくねって伸びていき、豆を実らせる植物であることから「エンドウ」となったと言う説があります。

花言葉の「いつまでも続く楽しみ」「約束」は、

つるを長く伸ばすことからイメージされたポジティブな言葉。

縁や楽しみが細く長く続くことの願いが込められた花言葉と言えます。

「永遠の悲しみ」は、つるが長く伸びることをネガティブに捉えた花言葉です。

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さて、今回は通常回の前半ということで、美文字のコツをお伝えしたいと思います。

今回は「とめ・はね・はらいの効果」についてです。

美文字に関心のある方なら、とめ・はね・はらいをしっかり書くことが大事なのはご存知だと思います。それぞれをきちんと書くことで美文字度が上がるのは言うまでもありません。

ですが、なかなか忙しい中で字を書いていると、おろそかになりがちです。

では、とめ・はね・はらいをきちんと書くと、どういう効果があるか、

逆にできていないとどんな風に見えるかを、伊藤恵さんなりにお伝えしたいと思います。

まずは「とめ」。線の最後をピタッと止めることです。

「とめ」をしっかり書くと、字の「きちんと感」が出ます。

ということは、「とめ」ができていないと、字が「雑」に見えます。

例えば、漢字の「目」や「国」という字は、すべての線が「とめ」で終わります。

線の最後をピタッと止められるのは、書き手が落ち着いているからできることなので、

字に「きちんと感」が現れます。

逆に止まるべきところをサッとはじいたりすると、書き手が慌ただしい中で書いて、丁寧さが欠ける印象から「雑」に見えてしまいます。

次に「はね」。線の最後をつんとはねる形です。

「はね」が正しく書ければ、字に「まとまり」が生まれます。

なぜかというと、「はね」は次に向かうための流れになるからです。

大抵「はね」の先は、次の線の始まりにつながります。

例えば漢字なら「心」や「必ず」などの字、ひらがななら「に」や「ふ」などです。

「はね」が弱かったり、方向が違うと、つながりが切れてしまうため、「まとまり」が欠けてちぐはぐな感じがします。

最後に「はらい」。線の最後をすーっと抜く線です。

「はらい」がきれいに書けると、「大人っぽい」字になります。

線がだんだん細くなって抜ける「はらい」は、ペンが紙を離れた後まで気を配る、丁寧さが必要です。「はね」と同じく、次につなげる気持ちも大事です。

「はらい」ができずに線が止まってしまうと、幼い印象になります。「はね」も同じです。

幼稚園の年長さんに硬筆指導に伺っていますが、小さい子達は体も脳も発達の途中であることから、力のコントロールが難しく、「はね」や「はらい」がスーッと抜けずに止まってしまいます。

形でははねていても、線が細くならずに止まってしまうと、小さい子が書いたような幼い印象の字になります。

ということで、「とめ」「はね」「はらい」ができると、

「きちんと感」「まとまり」「大人っぽさ」がある字になると言えます。

きれいな字は読みやすく、読む人への思いやりとも言えます。

忙しい中でも、意識して書くことで、字の印象はぐっと変わりますので、

ぜひ参考になさってみてください。

（ブログに解説の画像を載せますので、よろしければそちらも参考にご覧になってみてください。）

今回は通常回の半分ということで前半をお届けしました。

次回は後半として、アニメのご紹介をお届けしますので、よろしければお聞きください。

皆さんの心に楽しい発見と安らぎをお届けできていたら嬉しいです。

最後までお聞きいただきありがとうございました。

それでは、おやすみなさい。

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こちらの原稿はstand.fmのアプリかインターネットでお聞きいただけます。

stand.fm水書き書道で誕生花と花言葉

よろしければお聞きになってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた。