2021.2.3🌸種漬花(タネツケバナ)「立春大吉」は厄除け【stand.fm配信原稿】

いつもありがとうございます。

伊藤恵です。

stand.fm、2/3分の配信原稿を記録させていただきます。

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こんにちは!「ふくわ」です。


このチャンネルは、山形の書道家・伊藤恵が可愛がっている ヒツジのぬいぐるみ「ふくわ」と「はわわ」が、主人になりかわって、日々の学びや気づきを書道やアニメの話を交えてお伝えし、心に楽しい発見と安らぎをお届けする番組です。


2/3がお誕生日の方、おめでとうこざいます!

また1年、素敵なことがたくさんありますように。


2/3の誕生花は、「種漬花(タネツケバナ)」

花言葉は「勝利」「情熱」「不屈の心」です。

ネット記事から花言葉の由来をご紹介します。

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種漬花は、雑草に負けず、田園一面に群生し、白い花を咲かせることから、

勝利や情熱、不屈の心という花言葉が生まれました。

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さて、2/3の今日は立春です。

立春は二十四節気のひとつで、「この日から春が始まる」という意味があります。

まだ寒い日は続きますが、春になる最初の日を指すので、ゆっくりと移りかわる季節、これから少しずつ暖かくなっていくといわれています。


ちなみに昨日は節分でしたが、「節分」とは「季節を分ける」という意味があり、実は年に4回あります。

季節の始まりの日は、立春、立夏、立秋、立冬と、四季のそれぞれにあり、その前日のことを「節分」と言います。


節分の豆まきは、もともとは中国から伝わってきた風習で、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、その鬼を追い払う儀式として、文武天皇(もんむてんのう)の時代に宮中で初めて行われました。

室町時代の頃には、冬から春になる時期を一年の境目とし、「立春」は新年を迎えるのと同じくらい大事な日として特に重要視され、豆をまいて鬼を払う行事として、庶民にも定着していきました。


さて本題ですが、立春になると「立春大吉」という言葉を、よく見かけると思います。

「立春大吉」は禅宗のお寺の習慣からきているとされる、厄除けのお札です。

「立春大吉」の文字を一つひとつ見てみると、左右対称になっているように見えますよね。

なので、お札を裏から見ても、表から見ても「立春大吉」と書かれているように見えます。


そのため、このお札を玄関などに貼っておくと、鬼が入ってきて、振り返った時にも同じように「立春大吉」と書かれたお札を目にすることになり、鬼は「まだこの家に入っていなかったのか」と勘違いしをして逆戻りし、結果として玄関から出ていくと考えられています。

鬼が出ていくことで、一年間平穏無事に過ごせる・・・ということで、厄除けになるんですね。

(参考画像…「立春大吉」表と裏)


昨日は豆まきをしたり、恵方巻を食べた方もたくさんいらっしゃると思いますが、

今日はぜひ「立春大吉」のお札を玄関などに貼ってみましょう。

目線より高く貼るといいそうですよ。

さらに、筆を使って、和紙に自分で書いて作れたら素晴らしいです。

なるべく左右対称になるように、上手な字ではなくても、一年間を平穏無事に過ごせますように…と願いを込めて書くことが大事ですね。

(参考出典:日本文化研究ブログ「立春2021年はいつ?節分との関係は?立春大吉のお札の張り方とは?」)


(この配信の原稿をブログで公開しています。山形の書道家・伊藤恵さんが書いた「立春大吉」を参考画像として掲載していますので、よろしければリンクからご覧ください。)


今回は通常回の半分ということで前半をお届けしました。

次回は後半として、アニメのご紹介をお届けしますので、よろしければお聞きください。

皆さんの心に楽しい発見と安らぎをお届けできていたら嬉しいです。

最後までお聞きいただきありがとうございました。

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こちらの原稿はstand.fmのアプリかインターネットでお聞きいただけます。

stand.fm水書き書道で誕生花と花言葉

よろしければお聞きになってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた。



忙しい女性にも習える書道を目指して

書道で感性をみがいて、日常を豊かに。

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