「練習しないで、字がうまくなる!」を読んで

こんばんば。伊藤恵です。

いつもありがとうございます。


ここ1ヶ月はいろいろな本を読んで勉強中です!

先日は図書館で、借りたい本を間違えて置いてきてしまうといううっかりミスをしてしまいました💦

昨日、借りたかった本を借りて、さっそく読みました!

それが「練習しないで、字がうまくなる!」です。

(家族に見せたら、「そんなことあるわけないじゃん!」とバッサリ^^;)

おもしろかったので、内容を少しご紹介します。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

小さい子供は脳も体も発達途中なので、体で覚えるという意味で反復練習が必要になってきます。

ですが大人は、理論を理解して体を動かすことができるので、やみくもにお手本の真似をひたすらするよりも、理論を頭に入れた方がうまく書けるようになるのです。


ではその理論とは何かというと、簡単に5つ紹介します。


1.ペン字の場合も、毛筆で書く字を目指すとうまく見える!

  うまく見える字の特徴は正しい日本語(字)であること。

  正しい日本語(字)とは、折れの箇所で角がしっかり出ていたり、"日"や"口"で少し出す線が正しく書かれているなどが守られていること。

  毛筆の字はそれらを踏まえて書かれているからきれいに見えて、ペン字に活かすとうまくなれる✨


2.筆記具を正しく選ぶ

  油性のボールペンより、水性(特にゲルインク)で染料は顔料のペンが、発色も良くて見やすく、起筆やハライの特徴が出しやすい。

  

3.起筆、トメ、ハライをしっかり出す

  字にメリハリが出ることで格段にキレイになります。

  メリハリを出すには、起筆(毛筆のような書き始めに少し出る部分)を出し、トメでは止まってしっかり押さえて、ハライは太さをだんだん細く最後にスッと抜くように書くこと。(ちなみにハネは、トメとハライの組み合わせで書けるので省略)


4.丁寧に書く。丁寧にとは?

  簡単にいえばゆっくり書くこと。どれくらいゆっくりかというと、1㎝の線を書くのに1秒かける。さらに、起筆、トメ、ハライで1秒ずつかける(あくまで目安です)


5.ひと手間かける

  やわらかいタイプの下敷きを使ったほうが書きやすくなる。

  定規で補助線を引くとまっすぐ書ける(縦書きは中心と両脇で3本、横書きは上下で2本)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

この本では、けしてお手本のレベルまでキレイに書かなくて良い、日常生活の中では読みやすいくらいのキレイさで書ければ充分なのだという方向でした。


紹介した内容は簡単にごく一部で、筆記具の選び方はもっと詳しく書かれてあったり、どうして上達できないのかなども詳しく書かれていて勉強になりました。

(上の紹介は私の言葉で表現してますのでご了承ください)


気になる方はご購入、または図書館で借りて読んでみてください。

→「練習しないで、字がうまくなる!」



最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた(^^)/~~~



忙しい女性にも習える書道を目指して

書道で感性をみがいて、日常を豊かに。

0コメント

  • 1000 / 1000