2020.9⑯習字教室(土曜日・毛筆)

いつもありがとうございます。
伊藤恵です。

土曜日の習字教室、毛筆でした。

午前中前半に来た6年生の女の子は、清書の2字目で失敗してしまい、「もうダメだ、やる気が出ない…」と、筆が進まずにいました。

ちょうど先日、才能学研究所所長の七條正先生より、右脳左脳の仕組みによるメンタルトレーニングを学んだばかり。(後日改めてご紹介します!)

まさに今、教えてもらった場面を見ていると感じ、彼女にそのお話を簡単に伝えて、気持ちを切り替えるべく
「はい、深呼吸しよう。鼻から吸ってー…口からふーっと吐いてー…もう1回…。はい、じゃあ自分のタイミングでいいから書いてみようね^ ^」
とガイドすると、素直にやってくれて落ち着いたようで、また筆を取って書くことができました!

今日はもう1人、小4の男の子について。

彼はお手本をよく見ずに、自分でサッサと書き進めて、声をかけないといつの間にか最後の清書まで、あっという間に終わってしまいます。

そこで一緒に筆を持って、どのタイミングでお手本を見るか、書きながら伝えることに。
「オレンジの線が目印だよ。最初はどこからかな?(彼がここ、と指差す)
そうだね!トン(と筆を置いて)どこまでかな?(彼が指差す)そうです。
スー、トン。次はどこから?…」とこんな感じで4文字一緒に書きました。

聞くとちゃんと正しい場所を指差せるんです!やればできる✨
お手本を見るタイミングを一緒に確認したことで、その後の1枚がぐっと良くなりました👏

特にひらがなの中心とバランスが良くなり、仕上げることができて本人も満足の様子でした!



いろんな子がいるので、伝え方の工夫をこちらも試されます。
勉強は尽きないですね。

午後は大人の方と親子で参加の方たち。
それぞれに頑張られて、充実した教室でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。
忙しい女性にも習える書道を目指して

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書道で感性をみがいて、日常を豊かに。

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