こんばんは。伊藤恵です。
いつもありがとうございます。
昨日は習字教室の日でした。
7月はたなばたの月ということで、前回に引き続き画仙紙の大きな課題の指導をしました。
勉強の現役真っただ中の小・中学生に意外と多いのが、書き順の間違い。
字によっては大人でも間違えやすいのもけっこうあります。
実際に昨日あったのは、「星」と「発」。
さて、正しいのはどちらでしょう?
(アナログ感たっぷりでスミマセン💦)
「星」は"生"の部分の書き順の違い。
「発」は"はつがしら"という頭の部分の書き順の違いですね。
正解は・・・
「星」=B、「発」=C です!
当たりでしたか?
「星」は縦線と横線、どちらを先に書くかの違いです。
"生"のように、縦線が下に突き出ない字は大抵、横線を1本書いてから縦線、残りの横線、という順番がほとんどです。
応用が入ると、雄、田、曽、画、講・・・なども同様です。
逆に、縦線が下に突き出る字は、横線を先に書いてから最後に貫くような順番です。
たとえば 半、中、申、羊・・・などです。
「発」は3画目からは、点、右払い、点 の順番です。
ペンを紙から離さないで書くとわかりやすいと思いますが、続けて書こうと思うとこの書き順が書きやすくて理にかなっていると感じられるでしょう。
この他によくあげられるのが、「右」と「左」です。
もしかしてどちらも横から書き始めていませんか?
正しくは、「右」は"ノ"が1画目、「左」は"一"が1画目となります。
どうしてかといいますと、"ノ"を縦として書き順を追っていくとこんな感じです。
右→縦・横・縦・横縦・横
左→横・縦・横・縦・横
このように、書き順は縦と横が交互になっています。
外形としては、「右」は横長に、「左」は真四角か縦長に書くことができます。
ちなみに「右」と同じく"ノ"を先に書く字は"布"や"希"などがあります。
基本的に書き順は左から右へ、上から下へと進み、ペン運びの流れからも書きやすく、形もキレイに書けるようにできています。
楷書と行書で書き順が変わる字もありますが、我流で崩してしまうと、字の本来の形が崩れて読みにくくなってしまいます。
普段書いている字の書き順、これはどうかな?と思うものがあればぜひ一度調べてみましょう✨
(たとえば「必」という字、1画目はどこから書くかご存知ですか?^^
私は4月に"華"という書き順を間違って覚えていたことに気がつきました💦
間違いを正すのに遅すぎるということはありません(笑))
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた(^^)/~~~
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