こんばんは。伊藤恵です。
いつもありがとうございます。
先日、知人の女性と字の話をしていてこういうのがありました。
「うちの主人の字はちょっと・・・読めなくて。結婚して間もなくの頃は練習した時もあったんだけど、うまくなりたいっていう意識がもうないんだよね。
あと幼稚園の先生って連絡帳を書くじゃない?忙しい合間に書いてもらってると思うんだけど、急いで書かれてるからかなかなか読めなくて。いろいろ書いてくださる先生でありがたいんだけどね。
それがその連絡帳を主人に見せたら、読めるの!なんで読めるのか不思議~。」
と、こういうお話で、おもしろいな~と思って聞いてましたが、思い当たることがひとつ浮かびました。
「もしかして頭の中にある字が似ているのかもしれないですねー。」
そう、キレイな字を書ける人は、頭の中にキレイな字を思い浮かべることができるんです。
ということは、書く字が読めないと言われる人は、頭に思い浮かべる字もそういう形なんですね。
字が読めないと言われる人同士で読めるのは、思い浮かべる字の形がきっと似ているんだなと思ったわけです。
お話を聞かせてもらった女性は書道の経験がある方なので、正しい字のイメージが頭に浮かぶのですが、ご主人の書く字がそのイメージからだいぶ離れているからきっと読めないのだなあと思います。
キレイな字を目指すなら、自分が書きたい字のイメージを正しくインプットすることが大事です。
身近でキレイな字の方がいれば参考にできますし、印刷のものでも楷書体など参考にできるものがあります。
(ゴシック体などはパソコンで作った真四角の書体なので、個人的にオススメしません)
美文字練習帳もたくさん出版されていますね。
正しい字のイメージをインプットしたら、アウトプットして(実際に書いて)みましょう。
目指す字と自分の字を観察して、違う所を直していきましょう。
直して書いていくうちに、体も正しい字を覚えていきます。
美文字はこのように練習することで手に入れることができます!
ただ今「季節の書道」という習字の通信コースを準備中です。
季節を題材にしたお手本で、感性を磨きながら字の練習を楽しめるような内容を考案中です。
お楽しみに。
最近は散歩しながら自然の中に書道の題材を探したり、近場で習字講座ができる場所を探しに見に行ったりしています。
写真は散歩中に撮った緑と、図書室を合わせてみました。
(癒しの緑と、本がいっぱいの図書室、どちらも大好きです✨)
書道だけでなく、こういう視覚で感じるものも好きです(*^^*)
自分で書いたり、散歩して写真を撮ったり、好きな場所に行ってみたりすると、視覚以外で感じることでよりたくさんの刺激を受けて感性を磨けるように思います。
体験して感じることを大事にしたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた(^^)/~~~
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